1912年4月15日に豪華客船タイタニック号が氷山に接触し沈没した事故。映画にもなったことで世界的に有名になった。約1500人を乗せた沈むはずのない大型客船（全長約270m）はイギリス・サザンプトンを出航し、アメリカ・ニューヨークへ向かう途中で真っ暗な海底に沈んでいった。座礁して船が傾き始めてから完全に沈没するまでの時間は約2時間40分。これだけの大事故にもかかわらず最初の第一報は「死者なし」だったそう。船体が発見されたのは1985年で深海3.8kmに眠っていた。306名の遺体が見つかっていない。ライフボートで一命をとりとめた乗客のうち男性が全体の20％、女性74％、子供52％と圧倒的に「女性と子供」が優先されていた。様々なドラマがあったんでしょうね。真実は海底にあり。