人間が人間の肉を食べる行動、習慣をいう。食人、食人俗、人肉嗜食、アントロポファジーとも言われる。食人を行うことでタンパク質から構成されている感染性因子の「プリオン」によって治療不能とされる神経の変性をもたらす伝達性海綿状脳症「クールー病」に感染する場合がある。パプアニューギニアのフォレ族が人肉食の習慣があるため、風土病として存在する。感染すると頭痛、関節痛、脚の震えが治まらなくなり、やがて死に至る。潜伏期間は5年から20年とされている。
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